白梅幼稚園

Q&A

Q&A(よくあるご質問)

 

お知りになりたい質問をクリックしてください。

幼稚園全体についてのQ&A

Q1 なぜバスがないのですか。
Q2 なぜ制服がないのですか。
Q3 なぜ音楽はわらべうたなのですか。
Q4 附属幼稚園としての役割はなんですか。
Q5 フリーの先生がいると聞きましたが。

 

3年保育と2年保育についてのQ&A

Q6
Q7
Q8
Q9
Q10

今、3年保育が取り入れられてきていますが、4歳児からの入園は遅かったのではないかと気になります...。

 

 

回答

 

Q1 なぜバスがないのですか。
A1 子どもたちは原則として歩いて登園させたいと願っています。歩くことはすべての運動の基本に通じるものです。親子で登園することにより、周辺の自然にも目をむけ親子で会話をかわす機会にもしたいのです。雨の日自分でしっかり傘をさして歩く、交通ルールを身につけていくといった大切な教育の場にもなります。子どもが自立するためにもぜひ実践していただきたいことのひとつです。

 

Q2 なぜ制服がないのですか。
A2
子どもの発達を一番よく知っている親が、子どもの自立をうながすための工夫を衣服にもしてほしいとねがうからです。また洋服の汚れを気にしないで遊びが十分にできるように、洗いざらしの普段着で生活させたいのです。衣服も個々それぞれの子どもの個性に合わせて選ばれるもので、全園児が同じものを着るというのは年令が低ければ低いほど避けたいと考えています。

 

Q3 なぜ音楽はわらべうたなのですか。
A3
日本の子どもが母語として日本語を話すように、歌も日本の子どもの仲間とうたい、遊び、伝承していたわらべうたから出発するのは最も自然なことです。半音がない、単旋律で符点がなく、音域がせまいなど、幼児が美しい歌声で楽しくうたうための条件がそろっているからです。わらべうたは音楽する上で一番大切な、聴覚をそだてます。あそびがあるから、子どもが自発的に参加してうたいます。発達にそったわらべうたで、まずうたうことが好きな子どもたちを育てたいと思っています。

 

Q4 附属幼稚園としての役割はなんですか。
A4
白梅幼稚園は、子ども学科をもつ白梅学園大学の附属幼稚園です。園の保育者は、大学・短大の教員といっしょに保育の理論と実践の研究を行っています。この研究の積み重ねから学んだことを園の教育に生かし「常に幼児教育の手本」となってゆくことが、附属幼稚園としての役割だと考えています。

 

Q5 フリーの先生がいると聞きましたが。
A5
フリーの先生とは保育者としての資格をもち、しかも保育経験の豊かなベテランの先生が担当します。単に担任の先生の補助のためだけではなく、園全体の子どもたちのためにも適切な対応を行います。つまり園全体の子どもたちのためにフリーの先生がいるということです。具体的な仕事は以下となります。
  • 入園時期、子どもが泣かずに落ち着いて遊べるまでクラスに補助として入る。 
  • 園庭の整備、プール時期のプールの準備・後始末・安全管理。 
  • 手作りの遊具の作成、遊具の管理。 
  • 突発的に起った事態に対処。割れたガラスの後始末、けがの子どもを病院につれていく、びしょぬれ・おもらしの子どもの着替えなど。
  • 担任の欠勤、早退等の際に代理としてクラスに入る。
フリーの先生がいることで、子どもも担任の先生も生活にゆとりが持てますし、必要なところに細い配慮ができます。フリーの先生の存在は、白梅の教育にじっくり取りくむ保育を支えるのに大きな役割を果たしています。

 

Q6
3歳で幼稚園にあげるのは、まだ早いような気がします。
もう少し母親のそばにおきたいと思いますがどうなのでしょう...。
A6
今の地域社会では、子どもが正常に育っていく環境を見いだすのが大変難しくなってきています。体を使って遊ぶ空間もありませんし、子ども同士がよってきて、仲良くしたり、喧嘩したりする関係ももてません。2歳の子どもでも、同年令の子どもと一緒に生活することを喜ぶのですから、3歳では、もう母親と一緒にいる時間が長ければ満足するということにはならないのです。見通しのもてる大人の、手かげんした関わりよりも、厳しい面もあるが、同等の関係で遊ぶ楽しさを子どもは求めているのです。地域の中にこうした環境を求めることができない状況ですから大人が意図的に子どもをよりよい集団の中に入れていく必要ができてくるのです。

 

Q7 3歳で集団生活に入れる意味は、どこにあるのでしょうか。
A7
3歳は、自分の意思をはっきり持ちはじめ自分のやりたいことを押し通そうとする気持ちが強くなってきます。家庭にいれば、一見わがままにとらえて、つい大人がむりやりに押さえつけたりどうせ、言っても解らないのだからと放任してしまう、といった対応をしてしまいがちです。集団生活に入ることによって、世の中の常識や、自分の能力の壁にぶつかってその子どもなりの、さまざまな葛藤を経験することになります。知的な発達と共に、その嵐を通り越すことで自分の能力の限界もほぼ解り、やってよいか、悪いか、の判断もややついてきますし、ある程度の自己制御も出来るようになります。つまり、この時期に必要な感情のコントロールや社会性を身につけていくことが出来るのです。

 

Q8
まだ十分に、身の回りのことが出来るようになっていませんが
集団生活にいれて大丈夫でしょうか...。
A8 白梅幼稚園では、子どもがひとつでも自分で出来るように、お家の方と一緒にすすめていきます。十分・上手ではなくても大丈夫です。自分でやりたい、やってみたいという思いを育んでいければ良いと考えています。自分でやってみたいと思えると、見よう見まねでやってみようとします。出来なくて「やって。」というお子さんへは、その気持ちを受け止めてから「こうすると出来るよ。」とやり方をみせたり、「ここをおさえてるから、ここまでやってみようよ。」など、大人と一緒にひとつひとつやってみることを体験していくようにしています。自分でやり方がわかることが、この時期の意欲につながります。

 

Q9
近所の方は、3歳児保育に入れません。
自分の子ども一人だけ幼稚園に入ったら仲間外れになるのではないかと心配です。
A9
白梅幼稚園に入ったら、そこで出会った子ども達はみんな仲間になり、そしてなによりもお母さん同士の結びつきが強くなります。子どもの生活は、大人の生活を如実に反映しているものです。大人の連帯が生まれたならば、子どもの結びつきも当然よくなってきます。幼稚園に行くか、行かないかで、あるいはどこの幼稚園に行っているかといったことで、近所の友達と関係が持てなくなるのは、大人同士のせまい考えが、子どもに反映するのであって、いい関係があれば心配ないはずです。園に入れば仲間関係は、さらに拡大されていきます。

 

Q10
今、3年保育が取り入れられてきていますが、
4歳児からの入園は遅かったのではないかと気になります...。
A10
心配はいりません。4歳児、5歳児と園での生活を積み重ねていけば、子どもはよりよく育っていきます。
白梅幼稚園では、4歳児から入園した子どもの計画と、3歳児から入園した子どもの計画とは、それぞれ発達にそくしてきちんとしたものが作られていますし、それは毎年見直されているのです。
2年保育も、安心してお任せください。その他、ご不明な点やご質問がございましたら説明会でお尋ねください。

 

お問い合わせ

白梅学園大学附属 白梅幼稚園
 
〒187-8570 東京都小平市小川町1-830
TEL:042-343-1335
E-mail:youchien@shiraume.ac.jp
07251404.jpg

 

 

pagetop