お知らせ 2023/06/01
文部科学省研究開発学校に指定されました
2023年度より4年間、本園と小平第一小学校は、文部科学省研究開発学校に指定されました。
「研究開発学校」とは、次代のわが国の教育のあり方を探るため、新しい教育課程や指導方法等について研究開発を行う学校・園です。いわば、近い将来に行われるかもしれない教育のために、先行して実施可能性を探るものです。
研究課題と研究の概要は以下の通りです。小平一小と共同で「生活ひろば」という教科・活動を新設し、5歳児から小学2年生まで「生活発見」「生活探究」「生活交流」を軸とする幼小一体的なカリキュラムを開発していきます。
研究課題
幼小移行期において生活の発見と交流を通して問題解決を図り、しなやかで粘り強い思考力・対話力・実行力を育み、「探究」を自律的に深化させる、幼小一体的な教育課程の研究開発 |
研究の概要
本研究では、5歳児から小学2年生の3年間において、しなやかで粘り強い思考力・対話力・実行力を育み、生活経験に基づき「探究」を自律的に深化させる教育課程を開発する。具体的には小学校の教科、幼稚園の活動として「生活ひろば」を導入する。「生活ひろば」は「生活発見」「生活探究」「生活交流」から構成され、循環的にマネジメントされる。子供は生活における気付きを基に生活で気になる問題を発見する。その問題の解決に向けて、試行錯誤を重ね、探究を深める。その過程で、交流や協働、表現と対話を通して、個の学びと対話的協働的な学びとの融合を図る。実践にあたり、幼小共通の資産である地域の環境や資源を活用する。普段の生活や活動後の生活でも何度も見聞きし、探究の深化をらせん的に導くことができる。以上を通して、「探究」が自律的に深化され、しなやかで粘り強い思考力・対話力・実行力を育むことができるだろう。 |
研究計画
以下をご覧ください。
【白梅幼稚園・小平一小】令和5年度研究開発学校「研究計画について」