白梅幼稚園

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本物らしくつくろう〔年長組6月〕

こだわりのお祭りとおみせやさん

 6月になり、子どもたちにお店屋の開店を提案してみました。「こんなもの作ってみたい」という思いがたくさん挙がってきた過程で、Aちゃんから「お祭り」という案が挙がりました。ちょうど、昨年度の3学期に年長さんからお祭りの招待を受け、鮮明に記憶に残っているようで、「いいね、お祭りにしよう!」と多数の声が挙がり、このクラスならではのお店屋やお祭り、になりました。

最初は、“どうやって作ればいいのだろう”と不安な様子も見られました。でも、人形を作りたいと初日は一人で始めたBちゃんが、可愛らしい人形を作ります。クラスタイムで皆に見せると、「可愛い!」「欲しい」と声が挙がります。「いいけど、そんなに沢山は作れないから手伝ってくれる?」とBちゃんが声をかけ始め、人形作りの人数が増えると同時に、教えてもらいながら作っていく姿が見られていきました。

 これだけではありません、他のグループも「もっと本物らしく作ろう」という意識が芽生え、じわじわと作る面白さが広がっていきました。面白さが広がると、「こだわり」も生まれます。お神輿作りは、偶然新聞紙に載っていた日本の城や写真を参考にしながら、「江戸っぽく」なるようにこだわって作っていきました。「屋根に乗ってる金の鳥(後に名前は鳳凰と分かる)を作りたい!」と始めた鳳凰作りは、自分が思っていた通りに作れず悔しくて泣くCちゃんの姿もありました。でも、諦めず難しい所は友だちにも手伝ってもらいながら、6日間をかけて作りました。

 作る事の面白さ、粘った先に見えてきた景色、仲間と一緒の面白さや刺激を与え合う間柄が、お祭りを通して経験できたように感じています。

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