白梅幼稚園

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どうなっていたのかな--本物らしさを求めて〔年長組10月〕

 年長の子どもたちは、自分の体験をもとに遊びを深めています。見聞きした体験を自分たちなりに脚色したり、再現しようとしたり、独自色を強めたりしています。遊びにおいて、子どもたちなりに「本物らしさ」を追究しているようです。自分たちの技術の限界に挑戦しつつ、おとなをうならせる「本物ぶり」がそこにあります。

 

 ディズニーショー 

 ディズニーランドを作ってずっと遊んでいる子たちが、作ったドレスを着てメタセコイアの下でショーをしました。お客さんを呼び、貝殻や白馬、馬車に乗って優雅に手を振ってプリンセスになりきっていました。

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 電車の走る街 

 カプラで線路や基地を作り新幹線を走らせていました。けれども「取っておこうとしても、すぐ壊れちゃうよ」と言います。そこで、今は紙や箱を使って作り繋げています。

 高架の線路を作り、線路と線路を立体交差させて走れるようにしています。図鑑を見ながら先頭車両の形やラインの色をそっくりに作るなど、車体にもこだわりが見えます。

 遠足で高尾山に行ったことをきっかけに、ケーブルカー付きの高尾山がそびえ、周りに街が出来てきました。

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 だるまさんが転んだ 

 「『だるまさんが転んだ』やる人ー!」と、仲間を集めて遊んでいます。鬼の振り返るタイミングをよく見定めて、好きな格好でピタッと止まるのを楽しんでいます。

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 高尾山遠足 

 みんなで励ましあって登った高尾山。細い山道や根っこの多い道、急な坂道、つづく階段道なども仲間と励ましあって、登りきりました。

 子どもたちは、翌日から天狗作りを始めました。

 「薬王院をつくろう。」

 「ケーブルカーもほしいよね。」

 「じゃあ僕、乗り物得意だから手伝うよ。」

 「富士山描くの手伝うよ。」

 仲間が集まってくれ、大きな高尾山ができあがりました。ケーブルカーの動きや仕組みにもこだわってつくりあげました。

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 虫博物館 

 虫好きの子どもたちが集まって、幼稚園中にいる虫を集め始めました。

 「昆虫博物館にしたい」「絵本とかも売っているよね」「ガチャポンもあるといいよね」など意見を出し合いながら、「博物館」の形にしていきます。洞窟の中には、蛍もいます。仲間に折り方を教えたり、どうやって本物らしいく表現しようか、考えながら作成しています。 

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 本当に乗れる乗り物つくり 

 「本物みたいに、お客さんを乗せたい」「どうやって作ろうか」「鉄で作りたいんだけど難しいよね」と、どの素材でどう作ろうか考え、動き出しています。

 「新幹線をつくりたい」「運転席はくちばしみたいになっているんだよね」とカタチの特徴を捉え、作っています。ワイパーなどもつき、本物らしくなっています。

 あとはどうやって動かすか。まだまだ子どもたちの試行錯誤は続いていきます。

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