園の活動 2022/10/31
おとなの予想の斜め上をゆく面白さ〔年中組10月〕
直感なのか、考えてのことか、年中の子どもたちは時に思わぬ発想で、ユニークな遊びを生み出します。その過程で、粘り強さや慎重さ、大胆さなど、様々な姿を現します。子どもたちの遊びや姿は、おとなが予想だにしないもので、しばしばおとなを驚かせます。つまり、予想の斜め上をゆくすごさであり、面白さなのです。
お医者さんごっこ
白衣を身につけて、患者さんを診察します。「1番の人、どうぞ」と呼び込んだり、入院しているべットで診察したりしています。
お医者さんごっこの道具
診察に必要な物を作り始めました。絆創膏、体温計、傷をよく見る眼鏡?、それに薬も手作りです。
プリズモ
模様作りに使われています。この日は仲間同士、交替しながら高く積み上げたり、誰が一番高く積み上げるか競ったりしました。
花飾り
テーブルの上を園庭に咲いている花で飾っています。丁寧に丁寧に。
初めてのリレー
年長組が園外保育に出かけて、誰もいない日です。いつもは年長さんがやっているリレーを、同じ場所で声をかけ合って始めました。エンドレスで中々勝負はつきません。走ることやバトンを渡すこと、もらうことを楽しんでいます。
動物の絵
動物園に園外保育に行った翌日から、印象に残った動物や好きな動物を一気に筆を動かし描きました。色や動きや大きさ小ささ、細さ太さ、長さ短さ等比較したり気付いたことが、描画に表れます。
動物の国
大きく描いた絵をじっと見ていた子たちが「お腹すいているかな~?」「魚作ったよ」「食べれないね」とつぶやいています。紙なので持っていても自由に動かせません。そこでサイズを小さくして描き直してみたら、持つことは出来ました。
でも、自立しないので、また考えました。後ろにカップや芯材を貼り付けると、「立った、立った」と喜びます。
さらに、関心のある子たちが思い思いに好きな動物を作ってきました。うさぎ、フラミンゴ、きりん、ぞう、いんこ、サーバル、モルモット、さらに木、草、山が作られ賑やかになってきました。
ドロケイ
プレイデーのあともドロケイを楽しんでいます。警察チームと泥棒チームの間でその日のルールを決めたり、「警察、多いよ!」「誰かこっち入って~」と人数の違いに気づいて声をあげたり、ちょっとした作戦を考えたりと、続ける中でいろいろなことに気づきながら、仲間と進めています。
動物と家づくり
園外保育で動物園に行ったあとから、クラスで人気のサーバルをペープサートの形で作り始めました。描いたサーバルに模様を貼ったり、リボンをつけたりしています。かわいい動物たちが増えていて、お家も作り出しています。
動物
家の中のものを作り足したり、動物を動かして友だちとのやりとりを楽しんだりしています。
海賊船
釣り竿を作って海で釣りをしていたところから、海賊船づくりが始まりました。ダンボールで船をつくって、ドクロを描いた旗をあげると、「出発だー!」と盛り上がります。
海に潜って宝を探したり、敵を見つけて大砲を撃ったり、おままごとでネコになりきっている子が釣れた魚をもらいにきたりして、なかなか面白い展開になっています。
繋がる道
クラスの前のデッキからメタセコイアの後ろの台まで、長い道をつくっています。次々と道具を運んで、あっという間に道が繋がっていきます。クラスの仲間がどんどん集まり、分かれ道や行き止まりなど新たな道を考えたりしています。何度も行ったり来たりしながら楽しんでいます。