園の活動 2022/10/27
興味津々。見つめたり、誘ったり、やってみたり〔年少組10月〕
子どもたちは目にしたものや触れたものなどに、興味津々に向かい合います。その対象はどんぐりや園庭の夏みかんなどの自然物もあれば、友だちがやっている劇場やお店屋さんだったり、さまざまです。
一人だけでなく、何人かが同時に興味を向けることで、やりとりが始まり、遊びが進みます。時々起こるふしぎなことも楽しみながら、年少組の日々を過ごしています。
どんぐりひろい
上水通りにある沢山のどんぐりを拾いにいくことにしました。集めたどんぐりを拾えるように、バッグを作り、二本の紐を自分で編める子は挑戦し、バッグにとりつけていきます。上水通りを散歩すると、太っちょや細長いどんぐりが沢山落ちています。途中で足を止めながら沢山拾い、お土産にしました。
翌日、集めたどんぐりを眺めてみると、ドングリ虫を発見。しばらく眺めていると、Aちゃんが「この穴の中に戻してあげたい」とお話しします。穴は小さく、人の手では戻せないため、カップの中に穴のあいたドングリと、ドングリ虫を入れて、観察することにしました。果たして、ドングリ虫はお家の中に戻るのでしょうか。
電車ごっこ
空き箱で車や電車を作るのが好きなつくし組。段ボールで自分が乗れる形式の電車を作り、しばらく保育室で遊んでいましたが、園庭でも使えるように白線で線路を描いていくと、とたんに電車ごっこが広がりました。
お客さんになり、駅で待っていたり、踏切を動かす人になったり、思い思いに楽しんでいきます。
絵本劇場
紙を沢山繋げて、絵本作りがじわじわと浸透しています。できた絵本は、先生がお話を聞いて書いてあげます。今までは、「帰りに読んで」とリクエストがあると帰りの会に先生が読んでいましたが、ある日、絵本劇場する!とBちゃんが、劇場で自分の絵本を披露しました。
作った絵本をともだちに見せながら、とてもイメージ豊かにお話しします。ある子は、お母さんと会いたくて泣いたけど、ぎゅーっとしてもらって嬉しかったというお話をしてくれました。自分の気持ちをこんなにも豊かに、瑞々しく表現できるって、素敵です。
ある時、園庭の片隅で夏みかんを見つけた子がいました。
「切ってみようよ」と子どもたちは興味津々。ナイフで切ってみると、中身は粒がしっかりあって、柑橘系のいい匂いもします。このあと、皮のにおいをかいだり、果汁を手につけてみたり、粒を使って色水を作ったりして遊びました。
自分の体をコントロールしながらいろいろなことに挑戦する姿がみられます。
「ちょっと難しそう」「できるかな」と思うことも、やってみたら「ほら、できた!」。また、仲間と一緒にやれることも楽しさの一つです。
3色だってやれる!
大きな紙に絵の具の軌跡をつけていくことが楽しい。
混ざらないように慎重に描いている子の隣で、見守る子の姿も…。
「いらっしゃいませ、回転ずしです」「何がいいですか?…まぐろですね?」注文に合わせて、握ってくれるお寿司屋さん。「まだかな…」と待っているお客さん。
おひとついかが?
自分でお弁当を作り、自分用のシートを持って、さあ保育室から離れた場所でピクニック。みんなで食べるとおいしいね、楽しいね。私のおにぎり、おひとついかが?
パフェ屋さんに来てください
「パフェ食べたんだ」という話からパフェ作りたい!とパフェ作りが始まりました。
「クリームといちごとバナナとアイスだよ」
おいしそうなパフェができると、パフェ屋さんが始まりお客さんがたくさん来てくれました。
ジュース屋さん
こちらは外での色水でのジュース屋さんカップに入れると「わぁ綺麗!」トッピングもつけてジュース屋さんになりました。
桃太郎になってお姫様を助けるぞ!
おにがしまでつかまっているお姫様を助けるために、鬼と戦ってやっつけています。(お姫様たちの迫真の演技です)
こちらはパン屋さん
お客さんが座って待っています
これはきりんトラック
「あのね、これはきりんが荷物を運んでるの」。
工作で自分で作ったきりんの背中にはたくさんの荷物(積み木)が積まれています。