園の活動 2022/09/22
見立てが進み、遊びの場が広がっています〔年少組9月〕
遊びの場が広がり、見立てが豊かになっています
見立てや「(何かの)ふり」は、子どもが遊びのなかでイメージを膨らませ、自ら遊びを創る源泉の一つです。
目の前に実物がなくても、何かを別の何かに見立てたり、自分をほかの何かになるふりをしたりすることは、遊びの展開の可能性を拓き、子どもの認知能力を高めます。
2学期になって、年少組の子どもたちは、見立てや「ふり」が俄然豊かになってきました。
色紙や木のかけらや、ダンボールなどの様々な素材が、ジュースになったり、ランチになったり、ライオンになったり、ホテルになったりしています。プリンセスや王子さまになって、物語の世界を楽しんだりしています。
また、さまざまな動きをこなせるようになり、園庭での「冒険」を楽しんでいます。
プリンセスのお探し物は王子様!
「どこどこ?どこにいるのー?」と部屋中を探し回るプリンセスになりきった女の子たち。
探していたのは王子様!「誰か王子やってくれないかな?」その声を聞いた男の子の一人が
「ぼくやるよ」と引き受けてくれました。嬉しそうなプリンセスたちです。
いらっしゃいませ~ジュースやさんへ
カップでジュースを作りたい!中身はどうしよう…そんな時に見つけたのがペットボトルのキャップ!いろんな色があったから同じ色ごとに入れてみると…
あらおいしそうなジュースの出来上がりたくさんお客さんが来てくれました。
道づくり!こっちへ進もう!
フープや園庭にあるいろいろなものを組み合わせていろいろな冒険の道づくり!毎日のようにいろいろな道を作っています。
メタセコイアの木の下で
「うふふ」
ここでね ごはんたべてるの
とご飯にみたてた木が・・・・・・
木の下ですてきなランチタイムです。
ぞう組劇場へ行ってきた!
隣のぞう組さんからの「ヤギの劇をしているから来てください」というお誘いに「行きたい」とそこにいた子どもたちと行ってきました。ヤギのガラガラドンになりきって端をいろんなやり方で渡るオレンジバッチのお兄さんとお姉さん。いろんな姿にケラケラ笑っていた子どもたちなのでした。その後部屋に戻ってきてすぐ「すみれ劇場する!」と始まったのはいうまでもありません!
電車をつくる
夏休みに電車に乗ったよ~とか、ラビューに乗った!という話が出てきました。図鑑や 空き箱で作れるように素材を用意すると、作りたい子たちが沢山集まってきました。タイヤをたくさんつけたり、長く連結したり、図鑑とにらめっこしながら新幹線あさまを作ろうとしたり、“これを作りたい!”という思いが表れてきました。
ピザを作る
1学期から積み木で窯を作ってピザを楽しんでいました。9月になると、紙をチョキチョキ切りながらピザ作りが始まりました。黄色の紙を見て、「ポテト!」とひらめき、サイドメニューにはポテトもあります。美味しそうなピザができると「いらっしゃいませ~」とお店が開店!ポテトはお盆に載せて、色々なクラスに売りにいきました!
森のホテル
『森のホテル』という絵本の話をしてくれたTちゃんが、「ホテルを作りたい!」と友だちと一緒に作ることになりました。「木がたくさん欲しい!」「こーんなに大きいの!」どんどんイメージが膨らんでいきます。『中に入れるようにしたい』ということと『森みたいにする』ということは不可欠のようで、先生と一緒に作っていきました。
大きな屋根を作り、屋根に葉っぱを沢山貼り『木』のようにしています。友だちと一緒に作ることが何より楽しそうな様子です。
サツマイモ畑へ
①1学期に植えたサツマイモの赤ちゃんはどうなっているかな?とみんなでサツマイモ畑へ行ってみると、「わあ~!大きくなっている!」「もう赤ちゃんじゃない!お兄ちゃんお姉ちゃんになっている!」
②「バッタつかまえた!」
できたのはブロック電車
「電車でーす。たべものをのせてください!」「のります!」
ごちそうも、そしてアヒルさんも乗り込みました。さあ、出発です。
洗たくばさみで遊んでいたら
①日常生活で身近な洗たくばさみも、子どもにとっては楽しい遊具。
「何をつくろうか…」と、おしゃべりしながら使っているうちに…
②「ガオー!」「ライオンになっちゃった~」
③「じゃ~ん!ステキでしょ?」
洗たくばさみとフエルトで、とびきりのオシャレをしているふたりです。
冒険に行こう!
幼稚園の中だって、友だちと連なって遊具をのぼり降りしたら、気分はもう冒険です。