園の活動 2022/04/28
「やってみたい」から遊びが始まる〔年少組4月〕
年少の子どもたちの気持ちが動いて、この時期ならではの遊びが生まれます
入園して間もない年少組の子どもたちですが、早速、身の回りの素材や遊具に手を伸ばし、何やら遊び始めています。
「やってみたい」「さわってみたい」--その気持ちが直に、かいたり、つくったり、動かしたりする行動につながり、この時期ならではの遊びをうみだします。
子どもたちは素材や遊具の用途を必ずしも知っているわけではありません。実際にさわったり試したりしながら、どう使うのか、何ができるのか、理解していきます。
この時期は、知らない素材や遊具でも、興味を持てば手を伸ばして使い始めます。思いもよらない「作品」や遊びが生まれたりして、子ども時代だから可能な世界があることに、大人が気付かされます。
絵をかく
自分のクレヨンが嬉しくて、しばらく登園するとまずは絵を描くということが続きます。真っ白い自由画帳に思い思いにクレヨンを走らせ、お土産にして持ち帰る子もいます。大好きなお家の人に見てもらいたい思いが伝わってきます。
丸い紙を置いておいたところ、ぺろぺろキャンディー作りになりました。丸い紙に模様を描いたり、絵を描いていきます。たくさんできると、今度はお店屋さんにして売る子たちも出てきました。
ごちそうを作る
料理をして、お皿に盛りつけるのは人気の遊び。登園してまず、ままごとコーナーに向かうのが日課になっている子も多いです。人数が多いと、「それらしい」机や台をキッチンに見立てて料理をする子も出てきます。何でも見立ててしまう子どもたちの発想の柔らかさに驚かされます。
できあがった料理は、まず先生に食べてもらいます。机で食べると、みんなも集まってきます。みんなで「いただきまーす」をすると、自然と隣の子と目が合って笑顔になります。水曜日は、誕生会で『本物の』イチゴをみんなで「いただきまーす」をしました。
園庭に触れる
入園して、雲が多い日が続きますが、雨が降っていないと園庭に向かいます。園庭には、年少にしてはずいぶん大きい築山があります。登って下を見ると、“高い…”と驚く表情。でも、「大丈夫!」と、恐る恐るタイヤの階段を自分で降りてきます。T君の『大丈夫!』の声は、やってみようとする決意の表れでもあったのでしょう。『大丈夫』の声は、幼稚園で、初めてはっきりと、大きい声でした。
砂場で、隣のクラスの子と出会い、年長さんに虫の場所を教えてもらったり、初めてのことに触れている4月です。
つながるつながる
レールにでんしゃ、ブロックに積み木、それぞれ思い思いのものを並べていたら、あれ?みんなのものがつながった…。でんしゃがつながり、くるまもつながり、なんだか”まち“みたい
なんだと思う?
テラスで色板を並べ始めました。
「できたよ~!」と言って見せてくれたものは”恐竜“。いろんな種類の恐竜がいるらしいです。
ねんど遊びってたのしい
丸めたりのばしたり、塊からちぎったり、感触を楽しんでいる子どもたち。
かたちがいろいろ変わっておもしろい。隣に座っていること自然に会話が生まれて面白い。
出発しま~す!
ある子がふいに思い立ち、いすを並べ始めました。「わたしが運転してあげる!」という声。
電車に見えたようです。出発しま~す!…同じものをもって同じようにしてみることが楽しいようです。
探けん!
自分の保育室を出て、さあ、何があるか探けんです。小さな望遠鏡で何が見えるかな?
ゾロゾロみんなで歩くだけでも楽しい子どもたちです。
つなげてみたよ
みてみて~!と棚の上に木の電車を繋げて動かす2人。床の上で動かすよりも棚の上は眺めがよいみたいで棚の端から端まで動かし嬉しそうです!
虫探しにいこう
「てんとうむしいるかな?」その言葉を聞いて虫探しへ出発!「山の上に上って探してみよう」園庭の中をぐるぐる歩いて探し回り…「いた!」みんなでちょうちょを追いかけていました。
積み上げた
ウッドビーズを持ってきて、そぉーっと重ねます。丸いからバランスを取りながら
積み上げて…こんなにたくさんできた!遊び方は無限大!
カレー屋さんなの!パーティーが始まるよ
外で台にままごと道具を持ってきて…砂や泥、水を混ぜ混ぜしてカレーを作る2人。
「カレーを作ったので食べてください~」おいしそうな匂いが今にもしてきそうです。
パーティーが始まるよ
シートを広げ、テーブルを準備しご飯やケーキも作って…さぁ準備万端!「今日は誰の誕生日会にする?」そんな声に「入れて!」と入ってきたおともだち。最後には「ハッピバースデートゥーユー」を歌いました。