園の活動 2022/01/27
遊びも野菜も実りのころ〔年長組12月〕
自らの体験をもとに遊びを組み合わせたり展開させて深めています
自らの体験をもとに、遊びを組み合わせたり、さらに展開させたりして、年長児らしい深まりを見せています。
1学期の制作物を遊びに取り込んだり、11月の「こどもがつくる世界」(作品展)の遊びをさらに発展させたりして、遊びの熟成とも言える時期を過ごしました。
畑で、大根の多品種栽培を行いました。赤大根、三浦大根、紅くるり、聖護院大根、青首大根…どれも大根の仲間であること、それぞれに特徴があることに子どもたちは気付いていきました。
たか1の町
“こどもの世界”で作ったたか1の町はその後も続きいよいよ最後の日になりました。
クラスで相談してホールを夜の世界にして(1学期に作った行灯を使って)薄明りの中遊びました。
サンタクロースも登場しました。
鉄棒
鉄棒大好きな子は「手が冷たい」と、言いながら逆さ回りに挑戦。
技?が増えてきました。
収穫
畑の周りで朝の会をしました。畑に植わっている大根の収穫です。
5種類の大根ができました。
その後は皆の口に入ってしまう前に墨で大根の絵を描きました。
子どもがつくる世界はまだまだ続く
子どもが作る世界が11月末に行われました。でも、作ることは12月まで続いていったのです。
子どもがつくる世界でのホールでは、完成途中の無限列車が鎮座。
その後も、子どもたちは取り組み続け、途中傾いたり、どうやって車輪をつけるのか悩みながら、
なんとか車輪がつき、客車が動くまでになりました。ここに至るまで約1か月以上かかりました。
でも、まだ完成ではないようです。
動物園作りのグループは、作ることが楽しくなり、こどもがつくる世界が終わっても毎日続いていました。
作ることが手慣れていくことで、動物たちもどんどん小さく、丁寧に、精密になっていきます。
ユニコーンのバッグや、クシ、リボン、ファイルなんていうのもありました。
もう豆粒のようなサイズに、ビニールテープで絵を表現している子もいました。
大根の違いに気づく
9月、赤大根、三浦大根、紅くるり、聖護院大根、青首大根、と5種類の大根を植えました。
大事に大事に育ててきましたが、日照時間が短かったこともあり、あまり大きくはなりませんでした。
が、収穫してみると、それなりに大きさや形はしっかりしていました。
同じ大根でも、全く違う形。よく観察しながら色々な事に気づいていきます。
葉っぱは、どの大根も違う形であること、紅くるりは真っ赤で切り口も真っ赤でしたが、赤大根はの切り口(縦切り)は、中心だけ赤でした。
生の味は、おおむね甘い味がしました。とりわけ甘く感じたのは、べにくるり。
茹でたものとの違いも試しましたが、青首大根は茹でると苦みがでることに気づきました。
おなじ大根でも種類によって色や形、味に違いがあることに気づいていきます。
全部は収穫していないので、残った分は1月に収穫します。
今度は調理をしようと計画しています。どんな味に出会えるでしょうか。