白梅幼稚園

Information

技能が高まり、思いがかたちになる〔年長組11月〕

技能が高まり、友だちと共通の思いをかたちにしていっています

 汽車つくり 

 30人が乗れる汽車を作りたいというツブヤキから始まった汽車作り(本人たちは「無限列車」と言っております)。10月中旬から始めて、およそ4週間ほど地道に地道に継続しています。2週間ほどで、汽車の前方部分(トーマスでいうところの顔の部分)ができあがり、2週間かけて客車がようやく完成しました。

 4週間以上という長期間になるとモチベーションを保つことも大変です。固定のメンバーだけでなく、途中で興味を持った子が参加したり、かわるがわる仲間たちが手伝い、色々な参加の仕方で汽車を作っていきました。

 目的は、この汽車を動かす事ですが、今は完成した嬉しさから、乗って遊ぶことを楽しんでいます

taka211_kisha1.png

 

taka211_kisha2.png

 

taka211_kisha3.png

 

taka211_kisha4.png

 

 こどもたちの表現 

 最初は、箱にテープをはって「電車」としていたのが、だんだんこだわりが生まれていき、車は「長方形」ではないということも表現したくなります。そうすると、『既存の箱』では表現できない事に気づいていきます。すると、どうするか。子どもたちは、箱や紙を切り、それを再構成し、作っていきます。

 箱にイメージを合わせるのではなく、イメージを箱や素材に合わせるために、切りはりしていくように技術がぐんと上がります。

 最初に、Mちゃんは切り貼りで小さな椅子を作ると、そのことが刺激になり、やってみる子が増えていきます。ある子は、段ボールを切り電車を作り、スイッチを作ってみたり、あるいはキャップを組み合わせて人形を作ります。ここまでくると職人と呼んでもいいと思いますが、1学期の4月に探究した「紙」の実験から、新聞紙と水と洗濯ノリで、パーツごとに乾かして作り、フクロウを制作する子もいました。

 この子どもたちの並々ならぬこだわりが、工夫し、試行錯誤し、考え、技術も向上させる学びへとつながっていきます。

taka211_hyougen1.png

 

taka211_hyougen2.png

 

taka211_hyougen4.png

 

taka211_hyoguen5.png

 

taka211_hyougen6.png

 

 

 板ぽっくり 

 年中組がプレイデイで挑戦していた板ぽっくりに興味津々。やってみるとそう簡単ではありません。何とか乗ってみたくて諦めずに何度でも粘り強くチャレンジ。

taka111_itapokkuri.png

 

 パンチングボール 

 こびとのお家の屋根の傾斜が遊び場。ボールが落ちてくる前にパンチして落とさないようにします。

 自分達で決めたルールで友達と競います。

taka111_panchingubo-ru.png

 

 リレー会議 

 リターンマッチのお願いの手紙を書いたところ、

 相手クラスの代表者が訪ねて来て話し合いに・・・・・

 1回勝負で優勝カップの移動はしない事に決めました。

taka111_rire-kaigi.png

 

 独楽回し 

 年長組で集まって誰が長く回せるか勝負。

taka111_komamawashi.png

 

 屋根のぼり 

 こびとのお家の屋根を指の力で登っていきます。

 手の平に豆ができても止めないで繰り返し登ります。

taka111_yanenobori.png

 

 

 じっくり・粘って・考える 

 「温泉」「電車」「家」 一人でも仲間とでも作る事に向かう思いは同じ。思い描いた事に真剣に向き合います。

 上手くいかない事にぶつかってそこで考えます。粘ったぶん、出来た時に喜びで笑顔になります。

taka111_jikkuri・nebatte・kangaeru1.png

 

taka111_jikkuri・nebatte・kangaeru2.png

 

taka111_jikkuri・nebatte・kangaeru3.png

 

 お知らせ係 

 ハンドベルを鳴らしながら「片付け時間」「お帰りですよ」と園内に知らせていきます。ベルの音の響きを楽しみながら・・・・・

taka111_oshirasegakari.png

 

pagetop